2014年5月21日水曜日

「DEAR MY物語」~7年前の約束~

…と、鈴木康博さん&水越けいこさんとの物語を書いたのですが、そろそろ「DEAR MY」構想~ノーマライゼーションの啓発という部分に触れていかねばなりません。


ノーマライゼーションというのは、平たく言えば、「障害などに関わらず、皆がよりよい社会を築けるように」という意味です。

こう書けば、やや難しい雰囲気に捉えられますよね。



でも、要はお互いを知れば良いのです。


わかみやクラブは現在、江古田にありますが、移転する前は若宮地区にありました。

設立して3年ほど経った頃、近隣の大和西児童館さんと交流活動のお話しをいただき、交流を行うにあたっての話し合いを何度も持ち、アイデアを出し合いました。

一口に交流とはいっても、ペースや理解能力が違う健常児(といわれる子ども)と障害児(といわれる子ども)が同じ活動が出来るのか、お互いに得られるものはあるのか…ホントに難しいんですよね。

話し合った末、出た結論は、


『町で合ったら、お互いに挨拶できる関係づくり・環境』


これに挑戦していこうという事になりました。時には合同の音楽、時には一緒に行う農作業、焼き芋パーティーや児童館のイベントに声をかけて下さったり…。

本当に移転までの5年間、良い時間を一緒に過ごす事が出来ました。

奇しくも、移転先の江古田地区でも、「ノーマライゼーションの町づくり」がテーマになってまして、地区懇談会の皆さんが色々アイデアを出しています♪。

そして、いつのまにか、わかみやクラブ自体、「世代を越えた様々な団体との交流活動が多い場所」という評価も頂けるようになってきています。


大和西児童館さんと一緒になって挑戦してきた事を形に残したい!七中地区懇談会の取り組みを中野区全域に広めたい!


これらが、今回わかみやクラブが10周年を迎えるにあたり、“新しい一歩”としてチャレンジするべき事なのではないか、というのが「ノーマライゼーション啓発コンサート」の原点のひとつなのです。



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